■バルブ交換(Daily MOTOからのカットアウト)

MOTOに使える60wのバルブはなかなか見つかりません。多少ワット数が小さくても我慢しましょう。

前回タマが切れたときはバイク屋さんにお願いしたんですが、その後MOTOのユーザーガイドを繙いてみたところ、ちゃんとバルブの交換の仕方が載っていたので今回は自分でやってみようと思い立ったのです。金銭的にむにゃむにゃということもありますが、やはり自分で出来ることは自分でやるべきという自立心が芽生えてきたことが大きいかと。てなことで早速うちのおっさんにやってもらうことにしましょう。>だめじゃん

昨日購入したバルブはこんなやつ。バルブって色々売ってるけど、外車に使えるバルブは数が少ない。なんかソケット部(?)が国産車とはちょっと違うみたい。国産車のバルブはコンセントみたいな足が付いてるけど、外車用のはのっぺりとしてつるんとしてる。
今回使ったのは『M&H-12V-35/35W ヨーロッパ車用ヘッド球』だけど、『同-45/45W』や『ANTARES-12V-35/35W』というやつも使えます。

では早速作業開始。
まずはヘッドライトを固定しているねじを外します...の前に、組付け時に困らないように印を付けておきましょう。


黄色いガムテープで印を付けました。

次に両サイドのねじをぐりぐりと外します。


何故か左右でボルト径が違ってました。
どっかのバイク屋で知らぬ間に交換されていた模様。

ある程度ボルトを緩めたら手で支えていないと、ゴロンと落ちてきますので要注意。


ライトからコードの束がピロピロ伸びている様はまるで眼球と視神経みたい。

次にライト本体右側の3つのねじを外します。結構長いねじなので、もうええっちゅーねん!ってぐらいぐりぐりぐりぐりとやっちゃって下さい。すると真ん中からぱっかり割れて、まず右側のケースがポロリと外れます。左側のケースもそーっと外すとパラボラみたいな中身が出てきます。


なんか埃とか虫とか溜まってました。

防水用(?)のゴムをぺろっと剥ぐといよいよ核心部へ。


このゴムカバー、上下を確認しながら外した方がいいですよ。
戻すとき逆に被せて無理矢理引っ張って穴空けちゃいました - -;)

オヤ?なにやらユーザーガイドには載っていない変なモノがついてますが...ヒューズかな?

なんか中の線だかばねだかみたいのがぶっちぎれてるけどいいのかなぁ。もしこれヒューズだったら、バルブ交換しただけじゃ点かないってことだよね?
...とりあえずコレは見なかったことにして、次に進みましょう。パラボラとソケットを固定している針金を外して、パラボラからソケットをそーっと引き抜きます。


やっとここまでたどり着きました。
本体を支えつつ、作業をするのはちょっと大変。
手が三本あるとメンテはもっと楽になるのになー。

バルブは多分反時計回りに廻すと取れます。ここで注意せねばならないことは、使用済みのバルブは素手で触ってもいいけど新しいバルブは素手で触っちゃいけないってこと。指紋がつくとそれが原因で加熱→ご臨終になったりするらしい。

ひとまず新しいバルブを付けたので、ちゃんと点灯するかテストしてみましょう。あ、点いてる点いてる。よかった〜。ん、ということは、さっきのヒューズみたいなのは点灯とは関係ないものってことか。じゃあアレは一体何のために付いているのやら。謎。

謎といえばもう一つ。ユーザーガイドには『パーキングライトの交換の仕方』なんて書いてあるけど、そんなもん影も形も見えなかったような...。製造型によって仕様が違うのかな?

知れば知るほど謎が増えてくるMOTO、やっぱり不思議なバイクですこと。

※その後の情報によると、謎のヒューズ状のモノは車のルームライトに酷似しているそうです。ってことはやっぱりパーキングライトのようですね。でもきっと普通のバイク屋さんには売ってないんだろうなぁ...はぁT_T)


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