in Kyushu
2000/04/12

せっかくの九州、早く起きなきゃもったいない!頑張って6:00に起きて7:00に出発。準備しようと駐車場に向かうと・・・あり、おっちゃんももう出発するみたい。やはり年輩の方は朝が早いのか?おっちゃんの今日の目的地は佐多岬、私は都井岬経由で指宿まで。方面が一緒なのでまたまた御一緒することにする。

フェニックスロード。立ち並ぶソテツがが南国情緒たっぷり。おっちゃんは『GLのテーマ』大全開で気持ちよさそう。ちょっと房総半島に似てるかなぁ。いや、でも房総よりもキモチイイ。道中、おっちゃんと写真の撮り合いっこ(でも一枚も一緒に撮ってないの)。道連れがいると、こういうときに助かるのね。
都井岬で馬と猿に出会う。ここの馬、道の真ん中にでーんと居座って、エンジン音に驚く様子もない。危機感ぐらい持った方がいいと思うんだけど。いつか轢かれちゃうよー、だ。(でも痛い思いをするのは多分バイクの方だけど)
えびのの辺り(?)でゴールドウィングと別れて、根占のフェリー乗り場に向かい、一人でぼーっと海を眺める。ん?あの遠くから聞こえるゴットファーザーみたいな音楽は?振り返ると別れたはずのおっちゃんがおるではないか。「フェリーまで時間あるんだったら佐多岬、行こ。」あー、私がヒマヒマしていると思って誘いに来てくれたんだねぇ。フェリー乗り場のにいさんに、次のフェリーの空きを確認して、ついていくことにした。おっちゃんが誘ってくれなかったらきっと九州最南端は踏破しなかったことでしょう。おっちゃん、ありがとさんです。

フェリーから見える開聞岳は雲の切れ間から差し込む光を浴びて、ちょっと神々しい姿をしていた。年とったらあーいうのについつい拝んじゃうんだろうな。
結構すぐに指宿に到着。ここではやっぱりこれでしょ、砂風呂。砂風呂入るときって浴衣着るんだけど、それが素っ裸の上なんですよ。砂に寝るとき、裾が乱れて中見えないかとヒヤヒヤもん。横になるとおっちゃんが埋めてくれるシステム。 はじめのうちは温かくて気持ちいいんだけど、だんだんふくらはぎがぢりぢり熱くなってきた。宿への帰りがてら、薩摩揚げと地ビールを購入。
せっかくだから、と埋められている自分を写真に撮ってもらったんだけど、後日できあがった写真見て苦笑。真っ黒な砂から顔だけ出てて生首みたいなんだもの。