in Hokkaido
2000/06/30

朝5時起床。昨日の夜は12時前ぐらいに寝たのにちゃんと起きられたゾ。皆を起こさないようにそろそろと身支度。1階の洗面にいくと、あらら、もうTDMのにーさん起きてるよ。「早いですね〜。今日はどちらまで?」「ん?礼文まで」あれ、一緒ですか?何とも心強い道連れを得たわたくし、これ幸いとばかりにフェリー乗り場まで連れてってもらうことに。

「2等船室はおばちゃんたちですぐ一杯になるから早いとこ場所確保しといた方がいいよ」と言われていたものの、我々が乗り込んだときは時すでに遅し。しゃーないから甲板の椅子で寒さに打ちのめされながらうつらうつら。約2時間後、見えてきましたよ、花と歌の島、礼文島!ブラボー!

港でユースのにーさんに荷物を預け、さっそく島巡り。走るっていっても島の半分しか道路はなくて、全部走っても30km弱の小さな島。行ってみて実感したけど、あそこは歩く島だな、うん。澄海岬とスコトン岬と最北端のトイレを訪ねた後、バイクを置いて小さく散策することにした。霧が出たり晴れたりでどうもすっきりしないお天気。でもそんなもやもやの中の花もまた幻想的で良いのですよ。たとえ霧で髪の毛が海苔みたいにぺったりしようとも。

港近くの食堂で念願の『ほっけチャンチャン焼き』を食べ、覚悟を決めていよいよアノ桃岩荘YHへ向かうことに。ん〜、この急な泥んこダートを降りなきゃいけんのか・・・。やめやめ、MOTO君は上の駐車場に置いとこ。桃岩荘YHはその独自のルールと独特の雰囲気で根強いファンが多いユース。特筆すべきは、体験した人だけが知っているあのミーティングだ。けっして多くは語るまい。真実を知りたくば己の眼で確かめるがよかろう。ある意味、麻薬のような・・・。