朝５時。気温８度。寒くて寝袋から出られない。テントの内側も水滴で濡れてる。太陽の光がテントにあたる頃、何とか活動開始。

白樺湖といえば車山。車山といえばビーナスライン。実はワタクシ、ここいらは数年前、何度も来てるんだけどビーナスラインは一度も通ったことがナイのですよ。で、いつも夏に来てたからこの時期の風景も初めて。見たことあるけど見たことない景色、ちょっと楽しかった。

車山から霧ヶ峰、そして八島へ。八島の駐車場にバイクを止めて天然記念物の湿原をルンルンと散策。９月下旬の平日だっちゅーのに観光客のオバチャンがたくさん来てて、何故か♪夏が来れば思い出す〜 っていう尾瀬の歌を歌ってる。おいおい、ここは尾瀬じゃないし、第一夏じゃないっつーの！

ビーナスラインを和田峠で降りて、諏訪の町へと下る。ここで、旨い蕎麦とひとっ風呂！と思ってたら目指す温泉が定休日・・・。そりゃないよ〜。まぁ、蕎麦は食えたから良しとして、恒例のキャンプ場探し。実は今日が今回の旅最後の夜なのでハズレのキャンプ場は避けたい。ひとまずキャンプ場が多そうな蓼科湖、白樺湖の辺りをリサーチ。んー、どこもかしこも営業してない・・・。白樺湖畔に営業してるキャンプ場を発見。でも、あそこに立ってるすっごく古ぼけたテントは一体何？まるで数年間ずっと立ち続けてるみたい・・・。なんだか気持ち悪くてそこはパス。遊園地みたいなところの裏手にあるキャンプ場も当然パス。こんなにたくさんのキャンプ場見てもいいところ、ないなぁ。だんだん日も傾いてきたし、めぼしいところも探し尽くしたし、斯くなる上は昨日と同じところでいいかなぁ。最初で最後の連泊。だったら今朝、テントたたまなきゃ良かった。

キャンプ場に着くと地元の人が既にテント張ってた。焼き肉に誘ってくれて、取ってきたばっかりというリコーボー（？）というキノコを御馳走してくれた上にワインまでがばがばと飲ませてくれた。調子に乗って飲み過ぎたのか、夜中テントとトイレを３往復。うぷ。