翌朝。
隣のサイトの物音で目が覚める。『あれ、もうみんな起きたのかな？』と思って外に出てみるも、まだ誰も起きていなかった。じゃあもう一眠りしようと思ったけど、テントの中は暑くて寝苦しいので外にマットを敷いて暫し寝てみる。あ、涼しくて気持ちいいかも...と思ってたら蟻がわらわらと足に登ってきたので敢えなく暑苦しいテントへ撤退。
それから1時間ぐらいしたら今度こそみんなが起きた気配。テントの外でぼーっとした後、朝ご飯の支度へ取りかかる。(写真はちっちさん提供->)

みんながコトコト火をたいて準備をしている中、一人でパンを食べ終わってしまったnin ninさん。鍋に注がれる視線が熱いんですけど...。各鍋から少しずつ配給を受けるものの、ぺこさんのラーメンは一口食べて『辛味噌ラーメンはいらない』。どうやらぺこさん、nin ninさんとの長い付き合いの中で如何にして食いぶちを守るかという術を体得しているようです。とはいっても昨日から観察するに、結構食べられちゃってましたけどね。

食後、まったりしたらいよいよ撤収へ。
『撤収がめんどくさいんだよねー』
『そうそう』
『撤収の時だけ相方呼んじゃったりして』
『それいいかも』
口じゃなくて手を動かさないと全然片づきませんってば。
荷物をバイクに積んで、記念撮影をしたら清水へ向かって出発。

ちっちさんとninninさんはライディングスクールで知り合ったとのことで、流石に乗る姿が決まってる。ぺこさんもかなりなオフ屋さんらしく、XRを軽やかに駆っている。うーん、もたもたしてるのはワタクシだけ？上手い人に挟まれてると余計自分のアラが目立って恥ずかしいから、できればもうちょっと上手くなりたいなぁ。

向かう先は清水の河岸の市。ここは清水の魚市場の隣にある施設で、新鮮な魚が買えたり食べられたりするところ。nin ninさんは魚が苦手だそうなので（でも漁師の娘）、パックの寿司を買って駐車場整理のおっちゃんに教えてもらった休憩ポイントで食べることにした。
我々が寿司を食べ終える頃、駐車場のおっちゃんが我々の元へ近づいてきた。『わしゃここでいつも弁当食べてるんじゃ』といって傍らへ座り、あれやこれやと話しかけてくる。おっさんおっさん、はじめからギャルと弁当食べるつもりでこの場所教えたんかい。
まぁでもやっぱりギャルともなると、おっさんを引き寄せるフェロモn（以下妄想

時間はまだお昼過ぎだけど、そろそろ解散ってことで。
ワタクシ以外の3人は名古屋方面なので、清水ICに入ったところでお別れ。3人の後ろ姿を見送ったら1人東京方面へ向かって走り出す。
リカちゃんに教えてもらった富士川SAの激ウマソフトクリームを食べたりしながら、ノンビリと帰途についたのでした。

おしまい

と締めくくりたいところですが、嬉しくないおまけが。
海老名SAで休憩していたら、珍しくアメリカンのオニーサンに話しかけられました。『おっ♪』と思ってたら『さっき追い越したとき、ナンバーなかったけどどうしたの？』っていう嬉しくない指摘でした...。
どうやら振動で落っことしちゃったみたい。とほほー。

今度こそホントにおしまい

<< 前の日へ

Tour with MOTO TOP >>