2002年9月23日、Single Smile Meetingと称してビッグシングルが集まるイベントが開催されました。

えーと、まずコトの始まりはこときちさんとこの掲示板でした。ここの掲示板にたまたまDR、TENERE、SRX、MOTOが集いまして、その場のノリで開催が決まってしまったのでした。当初は数名が小さく集ってワーイワーイのつもりだったのが、いつのまにやら事務局ができーの、オフィシャルサイトができーの、協賛サイトになりーので、史上初・異車種混合ビッグシングルの集いに変貌することに。

さてそんなわけで動き出したSSM。けっして順風満帆に運営されていたわけではありません。事故やトラブルなど、スタッフ&バイクが次々に災難に見舞われます。そして天候不順で下見も一度延期に。この不運っぷりたるや、このイベントがただでは済まないことを物語っているような...。

しかしそこは皆さんシングル乗り、バイクと同様不屈の精神でなんとかしちゃうのです。不動になったバイクを諦め、もう一台買っちゃった方(こときちさん、凄すぎます)、バイクがダメなら車で参加しちゃう方、つい4日前に修理から戻ってきたMOTO。しかし、やはりどうしても間に合わず参加できなかったスタッフがいたのもまた事実。
他にもご家庭やお仕事の都合が付かず、断念なさった方もいらっしゃったのは非常に残念なことではありますが...。

さて当日のスケジュールですが、こんな感じ。
22日 キャンプ(希望者のみ)
23日 1次ミーティング 御前崎 なぶら市場 11:00〜13:00
    2次ミーティング 弁財天海浜公園   14:00〜16:00

前日のキャンプはスタッフミーティングも兼ねて、知人友人といった関係者が集うキャンプです。ワタクシもYAMAHA/Renaissaのぎんたかさん(以下姐御)を連行。しかしこちらの姐御、キャンプ体験が初めてときている。大丈夫かなぁ...まっ、いっか。姐御だし。
ところで、気になるの天気予報。一週間前からウォッチングするものの、天気は好転するどころか狙ったように22、23日だけ燦然と輝く雨マーク。はううぅ...T_T)ねぇねぇ、ホントに雨でもやるの?ねぇねぇ...ぐすん。


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9/22

で、キャンプ当日。静岡地方は昼ぐらいから雨が降るらしいので、早めにキャンプ場に入ろうと目論むワタクシと姐御。朝9時に海老名SAで待ち合わせしたので、逆算して7時に家を出る。朝の環八の渋滞は伊達じゃないからね...って、予想に反してガラ空きなんですけど。あれよあれよといううちに海老名SAに到着。時刻は7時45分。新記録達成です。 - -:)そこへ姐御からメール到着。『今から出発します』だってさ。ガーン。ヒマを持て余してしまったので、メロンパン買ったり地図見たり寝てみたりしてようやく9時。さてそろそろ到着かしらと思いきや再びメール到着。『今東京インターです』ですと。...よかよか。その30分後姐御到着。姐御に遅れた理由を問うてみると、積載に手間取って遅くなったのだとか。その時間小一時間ほど。...ご苦労様です。

MOTOもこまめに給油するし、ルネも長距離走行は辛いようなので、SAがある度に休憩を取る。で、足柄SAで衝撃の事実発覚。姐御が『ねぇねぇ、一つ聞いて良い?』って言うから何かと思えば『ビッグシングルってなぁに?』...エッ!Σ ̄□ ̄;)知らないでついてきたの?!まぁワタクシも詳しく説明できる知識は無いので、簡単に説明申し上げたところ『え、じゃあルネはビッグでもシングルでもないのに、来て良かったの?』って...今更気付いたんかい!そして『2スト4ストのストは何の略?ストライキ?ストライク?ストロング?ストロベリー?』『シングルはオフ車なの?』『テネレって、今までテレネだと思ってた』など、次々にカマしてくれます、姐御。あとでディープな人たちにイヤってほど聞いてみて下さい。

富士川SAを過ぎ、そろそろ高速を降りようという頃、ぽつぽつと雨が降り出してきた。幸い小さい雨が降ったり止んだりだったので、カッパなしで高速は通過。下道へ降り、地図で確認しながらキャンプ場へ向かっているとだんだん本降りになって来たので仕方なくカッパ着用。くぅっ、あとちょっとだったのに。
大井川沿いの県道を北上し、みたび場所確認のため地図を開こうと停まったら、なんとそこが目指すキャンプ場。駐車場の東屋にはテネレが一台停まっていて、ガムテーパーさんがいらっしゃいました。と、そこにogwさんも登場。キャンプ場へはとっくに着いていて、近所のスーパーを偵察していたようです。

今回はキャンプ場に常設貸しテントがあるということで、借りてみました。持ち込みテント400円、貸しテント520円ときたらどう考えても借りた方がお得。それに第一、雨に濡れたテントの撤収はまっぴらゴメンだし。で、この貸しテントがやたら広い。前室約3畳、居住スペース約3畳もあって、散らかし放題散らかしてもまだ広い。さっそく前室にヒモを張ってカッパやグローブを干した途端、溢れる生活感。

今日はまだまだこれから10台以上やってくるとのことなので、駐車場の東屋で待機してお出迎え。もう雨降ってるし、これから走ることもないだろうから姐御と二人で一足先にアルコール摂取。ぷはっ。
そうこうしているうちに、次々とテネレやGSが到着。それを迎えるヨッパなギャル二人。そういえば今回のキャンプ、もう一人ギャルが参加するはずだけど...、あ、あれかな?もっさりしたおっさんとギャルの二人組。まさにbeauty&beastといったところですな。もっさりしたおっさんはGS1100のあにーさん(以下不倶戴天の敵)、ギャルはM900のjunさんです。

時刻は17時を廻り、未着メンバーが残り数名になった頃、だんだんKAMEPONさんが心配になってきました。たしかSRXは雨の中走ると停まるって言ってたよなぁ...。心配になって電話してみたところ、あと1時間ほどでこちらに到着するとのこと。そうそう、このKAMEPONさん、実は全戦全勝の晴れ男なのですが、流石に今回ばかりは威力を発揮できなかったご様子...と思っていたらなんと、電話を切った後からだんだんと雨粒は小さくなってきて、果ては虹や夕焼けが見えてきてしまったのです。恐るべし太陽神。

ミーティングと銘打った飲み会は、キャンプ場併設のレストラン(という名の寿司屋)で行われました。ワタクシは集合にちょっと遅れたんですが、すでに異様な盛り上がり。今時学生でもこんな盛り上がり方しませんって。しかもみんないい歳こいたおっさんおじさまだし。
はじめましての方が多いということで、お約束の自己紹介。そして何故か義務づけられる年齢の申告。やっぱり見かけと年齢が著しく異なる方もいらっしゃるようですしね。どなたとは申しませんけど。(まぁ人のこと言えないけどさ)皆さまの自己紹介を聞き終わり、ひぃふぅみぃと数えてみたら、ワタクシは下から数えて4〜5番目。よしよし、このキャンプはおっさん素敵なおじさまキャンプに決定。一次会が終わる頃、ようやく本日のメンバー14人が勢揃い。

寿司屋も閉店の時間になり、二次宴会はテントサイトに移動。ここでみんなで車座になって思い思いの酒を酌みつつ、つまみを作りつつこれでもかと盛り上がっています。トドさんとあにーさんが直火で焼くソーセージ(二人ともまんまテキ屋さんでした)、ハギーさんのうまうまホイル焼き(レシピ教えて下さい)、我々のおでん(皮付きジャガイモがメインの具)、つるべえさんもおでん(メニューかぶっちゃった)、えがわさんに焼いてもらった餃子(ありがとうございます)、KAMEPONさんのラーメン(やっぱチキンラーメンっしょ)、どなたかがお持ちになったひっぱりだこ(たこのするめみたいなやつ)、その他把握しきれないメニューが乱れ打ち。もうみんな酒に酔ってるんだか雰囲気に酔ってるんだか分かりませんが、まぁ熱く語ること語ること。そして真っ暗な中、愛車拝見と称して懐中電灯持って人様のバイクを見に行くこと2回。そんな中、弾けるだけ弾けてさっさとこんにゃくのように寝入ってしまったあにーさんと(よく終電で見かけるヨッパライそのまんま)、酒のせいなのかなんなのか半眼でエンドレスに語るogwさんの姿(場末の酒屋に居そう)が特に印象的でした。
寝る前にちょっと天気予報をチェックしてみたら、明日はお昼からなんとか晴れてくれそう。どうかお願いだから、雨だけは降らないで!


9/23

昨日1〜2時まで騒いでたのに、5時半に目が覚める。耳を澄ましても雨音は聞こえない。よっしゃ!と拳を固め、テントの外へ出てみるも見上げれば今にも降り出しそうな空模様。なるようにしかならないと諦めて、朝食の準備にとりかかる。と、そこに雨のヤロー、やっぱり降ってきやがりましたよ。T_T)でも西の空を見ると雲の切れ間からうっすらと青空がのぞいてる。これはイケルかも!と確信を持ったのはようやくその時でした。

キャンプ場撤収予定時刻は9時。今回はテントを畳む手間がないのでさっくりと荷物がまとまりま...どーして自前テント張ってる人の方が後かたづけが早いのですか?あっという間に皆さん出発の準備ができあがり、気付けば取り残されているギャル×3とあにーさん。(=貸しテント組)
テントサイト周辺は草地や未舗装路なのでちょっと走るのが怖かったりするのですが、そこで頼りになるのはあにーさん。junさんのドカを移動し、姉御のルネを移動し、次はMOTOを...ちょちょちょっと待ったぁ!何故MOTOに背を向けるのですか、あにーさぁん!待って〜!...じくじく T_T)

一旦駐車場に集まり、今日の予定発表。御前崎への道はよく分からないけど、『150号』と『御前崎』の単語さえ覚えていればなんとかたどり着けるらしい...ホントかな?まぁいいや。
トップ引きは神戸からやってきたつるべえさん。地元なんじゃないかと思うぐらい迷わずに道を選んで御前崎に向かって走っていきます。しかも走りながら後ろの写真を撮る余裕っぷりときたもんだ。
天気は朝の雨が嘘のように晴れ上がって、海沿いを走る頃には風を受けても暑いぐらい。ホント、こんな天気になるなんて一体誰が予想したことでしょう?

キャンプ場から小一時間ほど走ったら、一次ミーティング会場のなぶら市場に到着。駐車場の奥へ進んでいくと、既に何台かバイクが停まってる。車用の駐車場を陣取り、整列するシングル(&ツイン)達。そうこうしている間にも次々とバイクがやってきて、その度にみんなの視線を独り占め。こんなにたくさんのバイクが集まるのは初めての経験なので、なんだか妙にゾクゾクしてきました。しかもほとんどが生息台数の少ないレアバイクときてるもんだから、あっちこっちに人だかりができることできること。MOTOもはじめのうちはちやほやされてたけど、他の強烈な面子に圧されてだんだん放置プレイに。T_T)MOTOが他のバイクに話題をさらわれるなんて、ランブレッタのロッサちゃん以来の珍事です。

と、そこへ7月のギャルキャンプで御一緒したninninさん(御前崎在住)が遊びに来てくれました。てっきりCBRで来るのかと思いきや、赤くてかわいいハンターカブでの登場。と、ここにもできる人だかり。(右のはロッサちゃんです)

集まったシングル達を眺めていて気付いたのは、殆どの車種がすでに絶版だということ。もうビッグシングルの時代は終わったってことなんでしょうか。でもここに集まったバイク達は今でもまだ充分に魅力を備え、消えゆくには惜しいものばかりなのです。これらのバイク達もいつかは鉄くずになってしまうかもしれませんが、その存在はいつまでも私たちの心にとどまり続けるに違いありません。それをここで強く確信したのでした。
そしてもう一つ気付いたこと...ここって動物園みたい。DR、Goose、MOTO、スコーピオン、SRX(改)、アフリカ象(シングルじゃないけど。あ、そういえば怪物もいたっけか?)...。動物の姿や名前を持ったバイクが多いということは、それだけ親しみやすいってことなんじゃないでしょうか?あ、ご丁寧におやつの抹茶羊羹まで用意してありますよ。^ ^)

参加メンバーがほぼ集まったところで、お待ちかねの昼食。なぶらとは鰹の意味だそうで、ここでは新鮮な鰹を使った料理が食べられるのです。優柔不断なワタクシ、メニューの前で散々悩みましたがここは定番のなぶら定食をオーダー。席でウキウキと運ばれてくるのを待ちます。と、ここでも相変わらず話題はバイクのこと。みんな熱く語りながら食べてるからきっと味なんか分かってないに違いない。かく言うワタクシもそうだったし。

お昼を食べてちょっとお土産を見たら、二次会場の弁財天公園へと移動開始。ここは集団で走らず、各自ぱらぱらと出発します。海沿いの気持ちいい道を走り、原発や風車を眺めながら30〜40分ほど走行。入り口はちょっと分かりにくいけど(トドさんが待っていてくれました)、人が少なくてなかなか良さげな公園...おおおお、うっそーん、未舗装路なの?!T_T)
そういえば下見報告に『ちょっとだけ未舗装ですが、オンロードでも大丈夫だと思います』って書いてあったけど、信じたワタクシが莫迦だった。これは大丈夫とは申しませんっ!オフから見たらちょっとでも、ダメなものはダメなんですっ!

ここの公園は広場と浜があるだけの公園なんだけど、オフ車の人にはもうそれだけで充分。嬉々として砂塵をあげ、砂浜へ繰り出して行きます。ダイナミックに走る&コケる様(こときちさんとは申しませんが)は迫力の一言。それを眺めるオン車の面々。もし会場がどこかの峠だったら、指をくわえて見てるのはオフ車の面々だったことでしょうに。
で、ここでお約束の記念撮影。車種毎にまとめて並べると、まさに壮観。MOTOはもう自分で1mmたりとも動かしたくなかったので、ogwさんにお願いして移動してもらう...ちょいなちょいな、なんでそんなところにMOTO置くんですか?T_T)

改めて整列。

企画段階では『一体誰がくるんかいな』とか『スタッフの方が多かったらどーしよ』とか思っておりましたが、よくぞここまで集まりました。ホント、お越し頂いた方々には感謝です。どうもありがとうございます。


実はこのSSM、イベントらしいイベントは何も企画されていなかったのですが、開催5日前になって『じゃんけん大会でもやりましょうか』という話が持ち上がって急遽素敵な品々(という名の不要品)が集められたのはナイショの話。ワタクシもなにかないかと思って探したら以前作ったMOTOのマグネットが見つかったので、それを出品。(これってホントはMOTOのタンクに付けようと思って作ったんだけど、MOTOのタンクはポリタンクなので付かないってことに後で気付いた - -;)
出品商品はMOTOマグの他に街角バレエ団Tシャツ、女王様セット、ガンダムセットや日用雑貨など多岐に渡ります。そして最後の目玉商品、ハギーさん提供の『アルミ削りだし部品何でも作ります権』はみなさん思い思いの皮算用を胸に勝負!ワタクシもブッシュガードを作ってもらいたくてじゃんけんに望んだんですが、敢えなく撃沈...。最後の最後でじゃんけんのパターンを変えるのは反則ですよ、ogwさん。T_T)


それから再びまったりとバイク見たり話をしたり浜で遊んだりしたら、ぼちぼち遠方の方からお帰りの準備。最も遠方だったのは神戸のつるべえさん、次は栃木のtsuku2さん(かな?)、奈良、大阪、京都、千葉...帰路は長いですけど、どうかみなさんお気を付けて。
帰っていくバイクがいる中、到着するバイクも約一台。ドミネーターのKEMEさんです。みんなでもう一度自己紹介をして、ogwさんが『事故に気を付けるのはもちろんですが、警察にも捕まらないように帰りましょう』とまとめたところ、なにやらごそごそと青い紙を取り出すKEMEさん。皆に披露してくれたのは、もらいたてホヤホヤの青切符でした。...これって仕込んであったんですか?かなりおいしすぎ。 -_-;)

ワタクシと姐御は道中トロいので、他の関東組の方よりも一歩お先に立ち去ります。みなさま、機会があったらまたお会いしましょうね〜。
姉御と高速に向かう途中、妙に胸に広がるモヤモヤ感。楽しみにしていたSSMが終わってしまったという寂寥感なのか、それともこの先の道中で起こるかもしれないトラブルを暗示しているのか...。高速に乗ったらあまり気にならなくなったけど、でもやっぱり気に掛かる。自分だったとしても困るけど、他の人がトラブルに遭うのも勘弁して欲しい。

東京へ向かう空はどう見ても雨雲に覆われていて、かっぱを着るタイミングを探りながら由比PAに立ち寄ったら、ハギーさん、★のさん、えがわさんと再会。話によるとついさっきまでこの辺りは雨が降っていたそうで、このまま走ると雨雲突入は確実なのだとか。うーむ、太陽神KAMEPONさんと離れると、途端こういうことになるわけですか。しかも関東方面は強烈雨男、sengaさんも帰途に着いてる最中だし。とりあえず富士川SAまで行って、そこで様子を見ることにしましょうか。井出牧場のソフトクリームも食べなきゃいけないことだし。ハギーさん達とはそこでお別れ。

富士川SAに着いたら今度はogwさん達と合流。あらら、いつの間に抜かされたんでしょ。ワタクシと姉御はここ富士川で夕飯を食べつつ渋滞と雨が収まるのを待つことにしたんだけど、ogwさん達もそのつもりらしい。なので一緒にご飯を食べることに。
ご飯を食べたら、いよいよお待ちかねの井出牧場のソフトクリーム♪ウキウキしながら店へ向かうものの、なんか暗い...ような気がする。両脇の店もシャッター閉めてるし。え、もしかして閉店の時間なの?そんなぁ〜〜〜。今回一番楽しみにしてたのにぃ〜〜〜。よよと泣き崩れる海の哺乳類22歳。(自称)

普通のソフトクリームを食べてゴキゲンも持ち直したら、そろそろ出発しましょうか。空を見上げればそこにはきれいなお月様。銀姐と手を取り合って『sengaさんが家に着いたんだ〜』と小躍りして喜ぶ。(あとから確認したらホントにそれぐらいの時間に帰り着いたそうな。これはこれで神の所業ですな。)念のためかっぱを着ていざ東京方面へ。途中御殿場付近で多少降られたものの、おおむね雨は過ぎ去ったらしい。心配していた渋滞も電光表示を見るたびにみるみる解消しており、海老名SAに着く頃には渋滞1kmまでになっていた。ヤター!

海老名SAで、今度こそ本当にみんなとお別れ。最後はまた姉御と二人になって、東京インターを目指します。料金所まで渋滞することもなく、結構良いペースで走ることが出来ました。で、料金所でお金を払おうとしたとき、それは起こったのです。
姉御が先に料金所に入り、チケットをごそごそとポーチから取り出そうとするも、なかなか見つからないご様子。焦っているのが後ろから見て分かります。あ、見つからないのかな?と思うと同時に呼び起こされる記憶。

〜そういえばさっき走ってるとき、姉御の方から細長い紙がひらひら飛んできたなー。もしかしてあれって...〜

探してもやっぱり見つからないらしく、料金所脇の事務所へ連行される姉御。もう時間も遅いということで、気を使って『先に帰っててもいいよ』といってくれた姉御ですが、このワタクシがこんな面白そうなことを黙って見逃すわけありません!(断言)『面白そうだからワタクシも行く〜』と、しっぽ振りながら足取り軽やかについていったのでした...おっと、カメラカメラ。と踵を返しかけたんだけど、『...まさかカメラ持ってきてないよね?』と振り向きざまに凄む姉御。これを目前にして、カメラ取ってくると言える強者がいたら見てみたいものです。あー、せっかくのネタなのになぁ。
チケットを無くしちゃった人は自分がどこから乗ってきたのかが証明できるもの(レシートとか)を提示しなければならず、幸いにも姐御は高速に乗る前にガソリンを入れたときのレシートを持っていたので事なきを得たのでした。そしてワタクシのもやもやも一気に解消。あのとき感じたもやもやはこれだったのか〜、って。
無事料金も払った姉御、かなり不満そうに『チケットと一緒にシガーケースも飛んでった』とぼやいてる。あ、そういえば紙がひらひらしてきた後に今度は小さな箱みたいのが飛んでたかも。それを姉御に報告すると一言。『そーいうのは拾っといてよ -_-)』いやいや、後生ですから無茶言わんといて下さい...。

高速を降りた環八は、意外と空いている。そっか、みんな明日から仕事だもんね。姉御とは井の頭通りで分かれ、そこからはもう一人。『道、混んでなくてラッキー☆』と鼻歌混じりに井荻トンネル(※環八にある長〜いトンネル)に入ったら、なんとそこが大渋滞してました。くぅ〜っ、家まであと10分なのに〜!!!きぃ〜っ!

こうしてワタクシのSSMは終了したのでした。



今回の開催にあたって準備から計画から運営まで仕切ってくれたogwさん、こときちさんに感謝いたします。そしてスタッフの方々、参加してくれた方々、参加はできなかったけど協賛してくれた方々がいたからこそ、こうしてSSMが盛況のもと無事成功したのだと思います。本当にどうもありがとうございました。また機会がありましたら、どこかでお会いいたしましょう。See you !

※最後までこんな長いレポートを読んでいただき、どうもありがとうございます。もっと楽しかったり写真が多かったりするレポートがコチラにございますので、合わせて読んでいただけるとより一層興味深いかと思われます。(一部脚色があるものもありますが... - -;)

あにーさんのツーレポ
こときちさんのツーレポ
座敷トドさんのツーレポ
つるべえさんのツーレポ

SSMオフィシャルサイト