廻り目平キャンプ
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2003/6/21 今は梅雨のまっただ中の6月下旬。今週も俣webの週間天気予報は傘マークのパレード・・・のはずが、夢か幻かモニターに映るのは週末に燦然と輝く晴れマーク。更新ボタンを連打したりいくつかのサイトを確認してみても、晴れマークは晴れマーク。フフフ、そうきましたか。これを見逃しちゃあ自称「旅するMOTO」の名が廃るってもんです。キャンプツーリング、行くべし行くべし! この夜、白MOTOことナカムラさんとのプチミを終えて帰宅したのが12時半過ぎ。それからお風呂入って準備してweb徘徊して、なんてしてたら気付けば2時。おいおい、これで朝5時半に起きられるんかいな。最近のパターンだと気付いたら朝9時とかなんだよなぁ。ツーリングに関しては連敗続きの今年、今回こそはなんとしても起きねば。 やはり晴天というのはどんな目覚ましよりも効くもんです。差し込む朝日にカラダが反応してパッと目が覚める。カーテンを開けて外を覗く。よしよし、こりゃステキなツーリング日和ですよ。昨夜に引き続き出動のMOTOに荷物をくくりつけ、アフリカツインの後に続いて出発。 ・・・音沙汰ナシ。 んっ?えーと、気を取り直してもう一度。カチッ。セルも試しに押してみる。 音沙汰ナシ。 待てよ待てよ、おちつけもちつけ自分。普通はポジションランプが点くんだよね?でも点かないって事は一体どういうこと?確か以前にも同じ事があったような気が・・・。嫌な汗が背中をつたう。とりあえずおっさんに報告。『もしかしたらヒューズ切れたかも(-_-;)』『はっ?』 他のバイクの邪魔にならぬように奧の方にMOTOを移動してとりあえず荷物を下ろしてシートも外してサイドカバー外してヒューズボックスを確認。7.5Vヨシ、15Vヨシ、20Vヨシ・・・全部生きてる?!じゃあヒューズ切れじゃないってことは、もっと深刻な電装系のトラブルってこと? パチッ(ポジションライト点灯) えっ?さらに続けてセルを回す。 ブルルルルrrrrr・・・・ MOTOは何事も無かったかのようにしれっと動いてるんですが(-_-;)何で何でどーしてっ?! 中央道は結構いい感じに流れてたけど、ときおりぶっ飛びバイクやぶっ飛びベンツが勢いよく隙間をすり抜けていってちょっと嫌な感じ。これくらいの速度で流れてるんだからそんなに飛ばさなくてもいいじゃん。自分一人で事故ってくれるのはまぁいいけど(でもよくないか)、こっちまで巻き込まれたらどうすんのさ。 廻り目平へ行くには韮崎で高速下りてあとは道なりに北上するだけ。そんなに時間がかかる行程じゃないけど、早めにいってキャンプ場を堪能するためにあまり寄り道せずにひたすら先に進む。そうそう、大きなスーパーがあるうちに今日の晩ご飯の炭火焼きの材料、買っておかなくちゃ。川上の街でスーパーを見つけたのでそこで買い出し。 買い出しを終えたらあとはキャンプ場に向かうだけ。案内に従って廻り目平を目指すけど、なかなか見つからなくて『ホントにこの道でいいの?』って疑い始めた頃、ようやく到着。あ、ここのキャンプ場の入り口には車止めのゲートがあるけど、バイクは脇の入り口から入っていいみたいです。 なんとか空いてるテント台を見つけて設営。今回もなかなかステキな我が家ができました♪荷物を整理し、食べ物は炊事場で冷やしてその間に山小屋でお風呂をいただく。ここはキャンプ場に併設されてる山小屋の風呂が600円で使えて、それがとてもキレイで気持ちいい。誰もいない浴槽の中でプカプカ浮いてみたり体中揉みまくってみたり。はぁ〜、さっぱりしたぁ〜。お風呂上がりのビールも最高だぁね☆ 『カラスに夕飯食われた・・・』ビール片手に固まるワタクシ。えっ、えっ、え〜っ!そんなのってアリ?話によると、風呂から帰ってきたおっさん、その辺のカラスが鮭トバくわえてるのを見て『あ〜あ、ゴミ漁ってるよ』と思うと同時に『ん?待てよ?鮭トバといえば確かうちのおつまみも・・・』と思い至り、嫌な予感がして炊事場へ向かったんだそうな。んでそこで目にしたモノは ・跡形もなくなった真空パックのディナーソーセージ(高かったのに...T_T) 風呂にも入ってあとは夕飯だけ!モードになっていた我々、しょうがないから残っている食材だけで晩ご飯にしようかとも思ったけど、野菜だけの炭火焼きなんて侘びしすぎる(T_T)もうビール呑んじゃってる私は買い出しに行けないからおっさん一人で再び買い出しへ。その間私は炭火焼きのための焚き火の火起こし。 キャンプ場に着いたのも早めなら風呂もご飯も早め。ご飯食べ終わって一休みしてもまだ空は明るい。いいねぇ、たまにはこういうのも。後かたづけもそっちのけでテントの周りで食休みのゴロゴロ。気分良く意識も遠ざかってきていっそのことこのまま眠ってしまいたいという誘惑に駆られるも、そのままにしておいたらカラスとアリの餌食になることは火を見るより明らかなので仕方なく起き出して食器洗ったりゴミをまとめたり。そんなことしてたら日も暮れてきて気温も下がってきたから残りの薪をガンガン燃やしてみる。キャンプの焚き火はなんかいいんだよね。見つめていじって面倒見てるだけで時間があっという間に過ぎていく。燃やす薪もなくなり、炭もあらかた落ち着いてきたらそろそろ寝ますかね。ってまだ9時半だけど。でもいいや、おやすみなさい。 次の日。 長野と埼玉の県境を超える道はいくつかあるみたいだけど、MOTOで走れそうなところは一箇所しかない。地図に『このあたりのルートでいちばんマトモな道』って書いてあるルートにしたんだけど、もうちょっとマトモな書き方ってなかったのかな(-_-;)でもそうはいってもちょっと(かなり?)クネクネした緑深い山道でなかなか良い道でした。 途中道の駅みたいなところで休憩1回と昼ご飯のリンガーハット以外はずっと走り通し。これといって見るものもないし淡々とした道だからひたすら眠気と戦って山を抜け街を抜けて16時過ぎに我が家に帰り着いたのでした。 え、二日目が呆気ないって?だってキャンプのメインは一日目って相場が決まってるし。二日目はただ帰るだけだからこれでいいの。おしまい。 |
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