諸処の事情でMOTOでのツーリングが出来なくなってしまった今回のGW。しかしだからといって家の中で腐っているワタクシ達ではありません。MOTOがダメなら車でGO!と思っていたらうちのおっさんが「アフツーでタンデムキャンプしてみる?」との提案。ただでさえ荷物の多い我々が一台のバイクに荷物を積んで、しかも二人ともやや大きめときてて、さらに高速を使わずに…?!今までそんなこと出来る訳無いと思って念頭にすらなかったけど、改めて検討してみた結果、なんとかすればできるんじゃないかという結論に達しました。

そんなわけで今回のツーリングは題して『M:I-3 タンデムキャンプ ヲ 遂行 セヨ』、不可能と思われるミッションを頭脳と行動力と食欲で遂行するM:Iシリーズ第2弾です。

5月1日

《本日のルートと到着時間》
出発4:15→青梅5:30→柳沢峠7:45→塩山8:45→塩川ダム11:00→駒出池キャンプ場12:30

■柳沢峠
青梅街道をひた走り、大菩薩ライン経由で塩山へ。この道通って山梨に抜けるのって初めてだけど、なかなか雰囲気良くて楽しい道でした。ただ路面が荒れ気味で走りにくいことも…。
途中の柳沢峠からは富士山を拝むことができて◎。

■塩川ダム
渋滞してるR141を避けて県道23号を北上。この道も車が少なくていい道。
途中にある塩川ダムで一休み。ここも人が少なくて休憩するにはオススメです。来る途中のスーパーで買ったお総菜でお昼ご飯。

■道すがら
山の中にはまだサクラが咲いていました。普段見るソメイヨシノよりはピンクが濃くて小振りの花。ヤマザクラでしょうか?控えめで楚々としていい感じ。タンデムだとよそ見し放題なので普段よりもいろいろなものが見えてきます。
南アルプスを望む。白い雪を戴いた山々が青い空にくっきり映える様はとても美しいです。山の上にぽっかり浮かぶ雲は何雲というのでしょう?

■駒出池キャンプ場
今回やってきたのはいつものキャンプ場、駒出池。ここを選んだ理由は設備やレンタル品に何があるかが分かっているのでそれを最大限生かせば荷物を減らせると思ったから。あと下道で無理なく来られる距離ということと、やはりロケーションの良さ。気温は一昨年のGWに来たときよりもやや低めで、木々の芽吹きが若干遅いようです。
(写真左:フリーサイトの様子。広いキャンプ場なので人が多くてもそんなに混んでる感じはしません。写真右上:今回の我らの家。テントはいつものテントではなく、コンパクトなツーリング用テント。あとはミニタープ。写真右下:タープ越しの青空)

いくら荷物を減らしたからといって、食べるものに妥協はしません。今回のメニューは炭火焼き(豚ロース生姜風味、ソーセージ、アスパラガス)、鮭とキノコのホイル焼き、鮭とキノコのポタージュスープ、白飯、お総菜など。ポタージュスープは持参のマッシュポテトを利用したんだけど、簡単でおいしくてこれはとてもオススメ。
勝手にレシピ書いておきます。

【鮭とキノコのポタージュスープ】
[用意するもの]
マッシュポテト(乾燥してるやつ)、牛乳、鮭、キノコ、タマネギ、油、塩、コショウ、水(量はすべて適量)
[作り方]
1:鮭、キノコ、タマネギを適当に切って鍋で軽く炒める。(バターがあれば入れるとおいしい)軽く塩コショウ。
2:牛乳と水を入れ、様子を見ながらマッシュポテトを少しずつ加える。味を調えて完成。
※ちなみにマッシュポテト1/2袋を使うと大きめのコッヘルになみなみできるぐらいの量になります。シェラカップ軽く4杯分ぐらい。牛乳を多めに入れるとクリーミーな仕上がりに。
※鮭とキノコは手に入れやすい食材に変更してもよいでしょう。