ご存じのようにMOTOは積載能力の非常に低いバイクです。そんなバイクに鞭打って無理矢理キャンプに行く方法をご紹介します。

CONTENTS
積載品説明
FORMATION 1:積載とは何か、ということを一切考えていない時代
FORMATION 2:積載アドバイザーによる一次改良
FORMATION 3:キャリアを用いた大量積載
FORMATION 4:自作サイドバッグの装着 
NEW!

【注意】
以下のページには馬車馬のようなMOTOの写真が掲載されておりますので、そんなMOTOの姿に耐えられない方はご覧にならない方が宜しいかと存じます。自分でも『これはカワイソウかも...』ってな積み方してますし。

積載品説明
今回使用した大きなお荷物たち

1.KARRIMOR/ridge/30L
2.ORTLIEB/BACKPACK/31L
3.SHERRA DESIGN/
NightWatcher/2人用テント
4.銀マット
5.座椅子
※大きさ比較のためのCDが置いてあります。

+--FORMATION 1--+
『とにかく荷物が積めりゃあいい』というコンセプトで積んでます。可哀想なMOTO...。

ザック:積載可
テント:積載可
マット:積載可
座椅子:積載可

積載性は高いですが、座る場所が殆どありません。タンクと荷物に挟まるように座っていました。

後ろから見ても非常に不安定です。
横方向の張り出しはありませんが、だからといって安定するわけではないのです。この写真ではザックの右側には何も付いていませんが、座椅子かバイクカバーを装着することができます。

この積み方の一番の問題はテールランプが見えづらいということ。今回のザックは30Lですが、40Lのザックを使っていたこともありました。40Lの荷物を積むとテールランプは殆ど見えなくなってしまうのでさすがに使用を控えました。

それにしても美しくない積み方ですね。

+--FORMATION 2--+
その後、うちのおっさんに『なんだこの荷物の積み方は!』と怒られまして、積載改良しました。ザックは安定感がないのでORTLIEBのバッグを導入。

バッグ:積載可
テント:積載不可
マット:積載可
座椅子:積載可

FORMATION1に比べると座る場所が広くなりました。

安定感は前の積み方よりも格段に向上しました。
横方向の張り出しは大きくなりましたが、走行に支障は全くありません。
テールランプもしっかりと見えるようになって、安全面もクリアしました。

新規導入したORTLIEBのおかげで、急に雨が降っても慌てなくて済むのです。バッグに入っていない荷物は基本的に雨に濡れても大丈夫なモノばかりですから。

ただ問題は、FORMATION1に比べると積載量が劣るということです。座るスペースを確保する代わりにテントが犠牲になってしまったカタチです。まぁでもキャンプに行くときは必ずAfricaTwinが同行するので、テントは積んでいってもらってます。

次なる課題はこのFORMATIONにテントを加えること。