in Hokkaido
2000/06/24

旅の朝はどうも早く目が覚める。って、まだ5時だよ。でも起きちゃったから仕方がない、出発しよう。

Djebelのおっちゃんと握手を交わし、私は釧路湿原へ、おっちゃんは霧多布へ。『細岡展望台』の矢印に従い、走って行くと・・・うっそ〜ん、またダート!「マップルにはそんなこと書いてないもん!」と悪態をつきつつ、しょーがないから進むと、すぐ展望台に着いたよ。よかったよかった。

釧路から霧多布に向かう海沿いの道は鬱蒼とした緑あり海あり展望台あり草原の丘ありで、もう大満足!途中、厚岸のカキ弁当を買うべく、駅売店へ。「今日の分は売り切れました。」・・・って、まだ朝10時なんですけど・・・。売店のおばちゃんにごねたが、どうなる訳もなく、無念の涙を流しながら厚岸駅を後にする。しょぼり〜ん。

引き続き太平洋沿いの快適ルートを適当な速度で流す。走るのがとても気持ちいいので、道中のあやめが原、涙岬は素通り。で、びわせ展望台で一息つこうと思ったらなにやら駐車場に見慣れたおっちゃんがカキ弁当を食っている・・・。「いや〜、追いついたんか〜!」「カキ弁当、無かったですぅ〜!」と何ともかみ合わない会話を交わしながらも再会を喜ぶ。おっちゃんにあやめが原、涙岬は通り過ぎてきたことを伝えると「あれは行かなあかん!今から引き返そ!」と、半ば強引に逆戻り。何せ気持ちのいい道路だったので、引き返すこともやぶさかではなくおっちゃんの言うとおり2人で逆戻りことにする。

引き返して大正解。おっちゃんに感謝!涙岬の寂しげなことったら。海の蒼いことったら。時を忘れ、佇むこと30分。「戻ってきて良かったやろ?」という言葉も耳に入らず、ただただ海と空を眺めていたなぁ。その先の道中は再びおっちゃんにお供することとなり、霧多布岬を経て本日の宿、インディアン・サマー・カンパニーへ。ここで一緒になったTDMのにーさんの知人がMOTOに乗っているという耳よりな情報をGET!その人とお友達になりたいなぁ。