in Komadeike

prologue

※Daily MOTOより抜粋
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4/30 旅する距離≠充実度

GW前半も終わり、今日明日明後日と働いたらいよいよ後半戦。さてさて今年はどこに行こうかな。

まとまった休みということで、候補地は遠方ばかり選んでいたんだけどフと『ちょっと待てよ?』と思い直したのが3日前。なにも遠方に限らずとも、たまには近場でゆっくりするツーリングもあっていいんじゃない?

どうも今までの自分の価値観は『移動距離=充実度』みたいなところがあったんだけど、本当にそれでいいのか疑問が湧いてきたのです。確かに遠くに行けば行くほど日常から離れていくわけですから新奇刺激がたくさんあるのは当然でして、それなりに充実度や達成感を得ることが出来ます。『遠路はるばる来た甲斐があったなー』と、感激もすることでしょう。
ではそれらは近場では得ることが出来ないのですか?

あまりにも自明のことですが、要は『何に対して満足するか』ということ。今のワタクシに関して言えば、それは距離ではないようです。せっかくのお休みなんですから、もっとぐうたらしてもいいじゃない。近場のステキなキャンプ場にテントを張って、まったりとそこに滞在するのはどうですか?遊び道具や釣り道具、読みかけの本なんかイロイロ持って、気ままな日々を過ごすのです。あーなんてステキなのかしら。

そもそもこの案が出たのは、金銭的制約によるものからだったというのはココだけの秘密ってコトで。しくしくしく T_T)
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こんな風に書いてはみたものの、実はまだちょっと迷ったりしてました。せっかくの大型連休、普段いけないどこか遠くへ行ってみたいというのはバイクに乗るものとして、とても普通の欲求です。うーん、どうしよう...。
さんざん迷ったあげく、やっぱり近場でのんびり過ごすことにしました。決め手は3つ。
一、行き帰りがラク(GWの渋滞、侮る事なかれ)
一、お財布に優しい(高速代、莫迦にする事なかれ)
一、滞在型キャンプを楽しみたい(テントの撤収が面倒なだけ)

普段は『どれだけ減らせるか』で頭を悩ます荷物ですが、今回は逆。『どれだけ積めるか』が重要課題になってきます。今回のためにいくつかニューアイテムを導入したので、それを如何に積むか...というか相手に積ませるかで静かな火花が毎晩散るのでした。
『このたき火台、MOTOに積んで』
『いや、MOTOだからダメ』
『こうやってバッグの下に敷けば載るよね』
『いや、MOTOだから無理』
『ぴったりじゃん!』
『いや、あの、MOTOだから・・・』
...しくしく T_T)